令和五年八月の稽古

連日の酷暑も悪いことばかりでもなく、今年も具合の良い湿し灰が出来上がりました

阿佐ヶ谷では、5年ぶりの七夕祭りが開催され、大いに賑わって、活気が戻った様子に嬉しさを感じました

さて、8月の稽古は、茶箱でございます

裏千家11代 玄々斎の創案による雪・月・花および卯の花、14代淡々斎の創案の和敬点、色紙点と点前にバリエーションがあり、それぞれとても楽しいお点前です

茶箱の道具は、どれも普段の道具よりも一回りふた回り小さく可愛らしいのですが、これらが、元来男性が楽しんでいたものかと思うと、生粋のままごとプレーヤーの私としては、嫉妬さえおぼえるところでございます

小さきお道具にときめくひと月、楽しんでまいりたいと存じます