令和二年二月の稽古

2月は1年で1番寒い時期とされています

この厳寒の時期には、裏千家では、大炉といって、いつもよりも大きい囲炉裏のような炉を切りましてお茶をいたします

炉が大きいと、横から炭が赤々と燃えるのを眺めることができますし、広口の釜を使えば、たっぷり湯気が上がりまして、寒いこの時期のご馳走となるのです

ただ、逆勝手といいまして、いつもと左右反対のお稽古になり、混乱しつつも、頭の体操になります

親しみやすさと、難解さ、両方併せ持つ大炉のお稽古、なかなか楽しいものです