令和三年十月の稽古

10月は風炉の最後のひと月です

風炉の名残りという言葉で表されるのですが、稽古では、なぜ「名残り」というのか、などお話しさせていただいています

日本人特有の侘びや寂びを、存分に味わうひと月となるでしょう

お点前は、風炉を少しお客様のほうに近づける、中置きというものになります

手前座の真ん中に風炉釜がくる頃には、朝の肌寒さも強くなり、衣替えも然りと思われるのですが、今年はまだまだ汗ばむ日が続いています

中置きには、小板大板、五行棚と種類がありますが、稽古では、それぞれの違いを楽しんでいこうと思います