令和五年十月の稽古

ようやく涼しさがやってきてくれました

庭で育てている花々も、今年の夏は咲いてくれない種類がいくつもあり、茶花探しには苦心しました

そんな草花を生ける風炉の時期も、残すはあとひと月、いよいよお茶の名残の季節となりました

10月は、風炉釜をお客の方へ少しだけ近づけて、畳の中央に据える「中置き」というお点前になります

名残の時期は、遊び心満載で民芸の物や外国の物などを積極的に使うのも面白いとされています

秋から冬へ向かう季節の移り変わりに、侘び寂びを感じながら、秋の味覚はふんだんに…

欲張りな10月を大いに楽しみたいところです