令和五年十一月の稽古

開炉おめでとうございます

11月になり、我が家も炉を開けました

今年の新茶が詰まった茶壺が、11月になってやっと口が切られ、新しいお茶をいただく喜びと、客と亭主が釜越しに茶を楽しむ炉の季節がはじまります

まさにお目出度いお茶の正月

大陸からやってきたぶんぶく茶釜の風炉とは違い、炉はメイドインジャパンのものです

都会にいながらにして、山里の風情を楽しむという、なんとも粋な趣向は、日本人ならではの感性が光る文化でしょう

心も体も温まる炉のお茶

湯気越しの和やかなおしゃべりと共に、炉のお稽古を進めてまいりたいと存じます