令和六年七月の稽古

夏越の大祓を終え、一年の後半に突入いたしました

日頃より、「暦を刻んで季節を感じる、そんな茶道の世界に身を置くと、人生があっという間に過ぎてしまわないですよ」と申しております私ですが、やはり、今年もあと半分と思うと、少し焦りを感じてしまうのが正直なところでしょうか

7月のお稽古は、一週目だけは、七夕の節句で葉蓋を楽しみ、その後は台子を中心にいたします

お台子の前に座りますと、緊張感がございますから、心頭滅却すれば火もまた涼し、と精神を研ぎ澄ませるひと月としたいですね