令和7年十二月の稽古

歳月人を待たず

12月になりますと、一年の経つことの早さに慄いてしますよね

しかしながら、時間は皆に平等で誰をもえこひいきすることなく止まらず進んでいくものです

私にとって12月は、焦りながらもその公平性に安心するという不思議な期間でもあります

さて、我が家では運びのお点前、四ヶ伝のお点前を稽古しております

水指一つを何もない空間に、しかも自分の体格に応じ、個人の感覚を研ぎ澄まして、置く

侘び茶のシンプルかつ柔軟なその姿が、暖かな炉を挟んで湯気越しに和やかな時間を紡ぎます

簡素だからこそ引き立つものを大いに感じていただければと思います

四ヶ伝を稽古される方々には、道具によって位の差がつけられている感覚を、口伝によりお教えしてまいります