令和六年四月の稽古

ゆっくりと咲いてくれた桜は、開花とたんに一気に満開になった気がいたしますね

汗ばむ陽気の日もありますが、肌寒い日もまだ多く、春物の薄い上着の出番が嬉しいこの頃です

茶室は、炉が透木釜(すきぎがま)となっています

釜の羽根が炉壇にのりますが、直接のせるのではなく、透木という小さな板を挟んで置きます

釜によってほとんど火は覆われて見えなくなり、暖房を兼ねる炉の炭火の威力は、少し抑えられているように感じます

4月は炉の最後の月ですので、名残り惜しみながら週替わりで、点前を変えて稽古してまいりたいと思います