令和四年三月の稽古

春は名のみの風の寒さよ、と歌っているうちに、春らしい暖かい日も増えてまいりました

山の雪解けで、川の水かさも多くなる「雨水」

地の下で眠っていた生き物たちも目を覚まして動き始める「啓蟄」

春の足音が聞こえるようで、ワクワクと心浮き立つこの頃です

さて、3月はまず、上巳の節句「雛祭り」がございます

我が家でも、ささやかながら雛の趣向でお節句をお祝いいたします

3月の稽古は、釣り釜

東から吹く春風に、ゆうらり揺られているようなその姿に、より春らしい気持ちになることでしょう

小棚をいくつか週を変えて出す予定ですので、その扱いの違いなどを知っていただけたらと思います